僕だけがいないブログ

声に出てた。

【原作とアニメの比較】僕街アニメ最終回を迎えて

ようやく終わりましたね、アニメ僕だけがいない街。幸せな気持ちというか、でも終わってしまう寂しさというか…余韻にどっぷり浸っています。

 もう少し早くこのブログ始めれば良かったなと今更ながらに思ってますが、まあそれは置いといてこのブログでは僕街について僕が思ったことを本当につらつらと書いていくつもりです。原作の話とか、アニメでよかったところとか、映画版のあれやこれやとか。

ツイッター(@art_ichoke)からお越しになった方、どうもありがとうございます。僕が原作とアニメの時系列を比較してまとめた画像を載せておきます。

 

こうして見てみると、1話めっちゃ飛ばしましたよね。初めて見た時にえ!?こんなスピードでやんの!?この引きのための1話だったのか〜となりました。あんなん見せられたら原作読んでない人も惹きつけられるに決まってます。ストーリー構成の勝利ですね。

と思ってたら2話以降急に描き方がゆっくりになって2巻なんか落としたエピソードほとんどないんじゃないんでしょうか。このゆっくりとした状況説明によってだんだんと作品世界に没入させていくスタンスだったんですね。

各話の引きが実に考えられていてうまいなあと思いました。これ原作でも同じなんですよね。原作はホントに単行本単位で引きが考えられていて次の巻が出るまでの半年どれほど首を長くして待ったことか。

 

はい。それにしても最終回終わりました。とっっても良かったです感動しました涙しました号泣しました。11話からアニメオリジナルの展開となりどうなるのかと半分不安半分期待でいましたが、杞憂だったようです。もちろん展開は違いますが着地点は全くといっていいほど同じですし、ちょうど今月初めに完結した原作のエピローグの要素もきっちり入ってました。三部先生に細かく聞きながらシナリオを作られたようですが、三部先生はあまりカッチリとは終わりを決めていなかったそうです。それがここまでの一致率とは正直驚きました。まさか原作の原稿を見てからコンテ原画をやったのかと思うほどでしたね。あ、細かい相違点はほかのサイトにお譲りします。

11話では6巻で描かれるケンヤや美里たちの募金だったりの大切なエピソードが抜けて否定的な意見も見られましたが、12話できちんと入れてくれました。こういうところどころにアニメスタッフの原作へのリスペクトが感じられます。特にああ〜良いな〜と思ったのが、悟が北海道へ里帰りするシーンです。こんなん原作にはなかった!と先行上映会のとき思ってました。あの小学校をケンヤと二人眺めているカットなんて今までの努力とか思い出がぶわっと思い出されて胸が熱くなりました。そしてあの同窓会ね、みんな来てくれた。美里も来てくれた。持つべきものは友。まわりのみんな本当にいい人たちです。悟はそんなみんなに救われたんです。

ちょっとテンションがおかしくなってしまいました。愛梨とも再会できたし。マンガでは実は療養中に一度愛梨と会うのですがアニメの方がもしかしたら感動も一入かもしれません。なんたって前回はこの橋の下で別れているわけですから。前回は雨が降っていましたが今回は雪が降っていました。「雪宿り」なんて言葉、僕街読むまで出会ったことありませんからね普通。印象的なラストです。

僕の大好きな作品が終わってしまうのは非常に寂しいですが、綺麗な物語を最後までありがとうという感じです。アニメスタッフの気概が感じられました。これが今回初更新ですが、いろいろ言いたいことは他にもありますし、3月末には八代メインの小説も発売されます。その感想なんかも書ければな、と思います。では今日はここまで。したっけ〜